2020年 9月 21日 (月)

稀勢の里が受けた「激励」の意味 横審決議の持つ重さ

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   日本相撲協会の諮問機関、横綱審議委員会(横審)は2018年11月26日、福岡市内で定例会を行い、九州場所5日目から途中休場した横綱稀勢の里(田子ノ浦)に対して満場一致で「激励」を決議した。

   横審は来年初場所(2019年1月13日初日・両国国技館)への出場を勧告しており、稀勢の里が初場所を休場すれば引退勧告を行う可能性も出てきた。

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ある種「最後通告」の意味合いも

   横審は成績不振の横綱に対し段階的に「激励、注意、引退勧告」などができるとされている。横審の内規第5条には「横綱が次の各項に該当する場合、横綱審議委員会はその実態をよく調査して、出席委員の3分の2以上の決議により激励、注意、引退勧告等をなす」と明文化されている。

   内規によると、該当理由として以下が挙げられている。

(イ)休場が多い場合。ただし休場する時でも、そのけが、病気の内容によっては審議の上、再起の可能性を認めて治療に専念させることがある
(ロ)横綱として体面を汚す場合
(ハ)横綱として不成績であり、その位にたえないと認めた場合となっている。なお、勧告に強制力はない。

   今回、横審が決議したのは最も程度の低い「激励」である。広辞苑によると、「激励」とは「はげまして気を引き立たせること。」とある。だが、横審による「激励」とは通常の「激励」とは、明らかにその言葉の重さが異なる。

   実際、内規に基づく決議をすること自体、異例のことである。段階こそ「激励、注意、引退勧告」とあり、言葉の意味に曖昧さはあるものの、横審が決議を実施したという事実は重く、ある種、最後通告の意味合いが含まれるといっても過言ではないだろう。

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