2019年 10月 14日 (月)

マラソンの好記録を支える「ペースメーカー」 タブーから「欠かせない存在」へ

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   第72回福岡国際マラソン選手権大会が2018年12月2日、福岡・平和台陸上競技場を発着点とする42.195キロのコースで開催され、服部勇馬(トヨタ自動車)が2時間7分27秒で優勝した。日本歴代8位となる好記録で、同大会の日本勢の優勝は14年ぶりとなった。

   レースが動いたのは30キロ過ぎだった。先頭集団は日本選手6人と外国選手2人の計8選手で形成され、32キロ過ぎには先頭集団は服部、ツェガエ、メセルの3人となった。36キロ過ぎに仕掛けた服部がそのまま独走の形でゴールした。

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1キロ3分を正確に刻む

   この日のレースのポイントとなったのは、先頭集団が30キロ過ぎからペースアップしたこと。なぜ30キロ過ぎからペースが変化したのか。それは30キロでペースメーカーが自身の役割を終え、レースから離れたことによって起こったものだ。

   マラソンファンならばお馴染みのペースメーカー。今大会では3人のペースメーカーが起用され、先頭集団を引っ張る形でレースを作っていった。マラソンを走る条件としては悪条件とされる気温20度を超える中、ペースメーカーは1キロ3分を刻み、そのペースを崩すことなく30キロを走り終えた。

   優勝した服部は、30キロまでの5キロごとのラップを、15:04(5キロ)、15:06(10キロ)、15:03(15キロ)、15:03(20キロ)、15:03(25キロ)、15:36(30キロ)と刻んだ。25キロから30キロまでの5キロはやや遅れたものの、ほぼ1キロ3分の正確なラップでのレース展開だった。

   30キロでペースメーカーが離れたが、服部はここから一気にペースを上げていった。35キロから40キロのラップは、1キロ3分を切る14:40を記録する驚異のラストスパートを見せた。

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