2019年 9月 23日 (月)

定年まで今の会社で働けますか 40代が考えるべき「転職しないリスク」

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   「40代で転職なんて...」と尻込んでしまう人もいるかもしれない。だが、人手不足が進む現代においては、現場のプレーヤーからマネジャーまで、40代の人材を求める企業は実は多い。

   重要なのは、企業側が年齢を重ねている転職希望者の何を見ているかを知ることだ。J-CASTニュースは急成長中の転職エージェント「Spring転職エージェント」のトップ・板倉啓一郎氏にインタビュー。40代ならではの転職のポイントを聞くと、転職には失敗のリスクもあるが、この年代になると「転職しないリスク」もあるという。

アデコ執行役員・人財紹介事業本部長で「Spring転職エージェント」最高責任者の板倉啓一郎氏
アデコ執行役員・人財紹介事業本部長で「Spring転職エージェント」最高責任者の板倉啓一郎氏

「成し遂げたこと・スキル」「適応力」「貪欲さ」

   Spring転職エージェントは、世界最大の人材サービス会社アデコ(本社・スイス)の日本法人が運営する転職サービスだ。特長は2つある。1つは、業種でなく職種ごとに部門を分けて専門性を高め、他では得られない深い情報を提供する「職種別専門性」の体制を構築していること。もう1つは、担当を企業側と人材側に分けず、すべてのコンサルタントが企業と転職希望者どちらともやり取りする「360度式コンサルティング」という人材紹介手法をとっていることだ。

   今年1月に発表された最新のオリコン「顧客満足度ランキング」転職エージェント部門で、Spring転職エージェントは堂々の1位に輝いた。その立役者となったのが、今回話を聞いた板倉氏。Spring転職エージェントのトップに就任した2014年からの4年で、売上高は約4倍増というめざましい実績を挙げている。

   板倉氏は40代の転職における基本を次のように語る。

「40代の人材は『今までに何を成し遂げたか、どういうスキルを持っているか』が問われます。また、それまで勤めていた会社のカルチャーに染まっている場合もあるので、転職先の企業での『適応力』も見られます。経験やスキルに長けていても、主張が強すぎたり、自分の考えに固執しすぎたりすると、敬遠されるかもしれません。何歳になっても成長していきたいという『貪欲さ』にも企業は注目しています。

『転職しないリスク』というものもあります。会社は終身雇用してまで、社員の面倒を見なくなってきています。もし定年まで働けると言われても、活躍できる環境にいられれば役職も給与も上がっていくと思いますが、役職も給与も上がらないということも十分に考えられます。そうなった時、そのまま我慢して同じ企業で働き続けるか、40代でまだ元気な今、リスクを覚悟で新天地を求めてチャレンジしてみるか――。どちらがいいというわけではなく、最後は自分の選択に委ねられます」
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