2020年 1月 23日 (木)

大槻義彦教授が振り返る「オカルトの平成史」 「最近は敵がいなくて寂しい」

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   今を遡ること19年......2000年(平成12年)の元日、オカルト界に衝撃が走った。「ノストラダムスの大予言」が外れたからである。

   「ノストラダムスの大予言」とは、16世紀のフランス人であるミシェル・ド・ノートルダム(ラテン語名ミカエル・ノストラダムス)が著した予言書の中に、「1999年の7の月に人類が滅亡する」との予言があるとする言説。

   「恐怖の大王が空から降りてくる」「アンゴルモアの大王がよみがえる」などのセンセーショナルな言い回しで、人類に終末が訪れることを暗示しているとするその言説が、1999年(平成11年)の日本では大きな話題になっていたのだ。そんな平成11年、そして平成を騒がせた「オカルト」を振り返るべく、当時、テレビ番組でノストラダムス否定派として活躍していた早稲田大学名誉教授の大槻義彦さん(82)を訪ねた。

  • 早稲田大学名誉教授・大槻義彦さん
    早稲田大学名誉教授・大槻義彦さん
  • 著書「超能力・霊能力解明マニュアル」(1993年・筑摩書房)を手にする大槻さん
    著書「超能力・霊能力解明マニュアル」(1993年・筑摩書房)を手にする大槻さん

1999年大晦日、最後の「ノストラ特集」に生出演

   J-CASTニュース編集部記者が大槻さんにインタビューを行ったのは2018年12月のある日のこと。スーツ姿で現れた大槻さんは、1999年12月31日にテレビ朝日系で放送された年越し24時間放送の中の番組「ビートたけしの地獄の黙示録!! 20世紀超常現象に最後の審判 嵐の大ゲンカバトル」を、懐かしみつつこう振り返った。

「番組スタッフから『NHK紅白歌合戦の裏番組で最後のノストラダムス特集をやる』『夜通しで生放送する』と連絡がありました。私は予言肯定派の皆さんと一緒にTVタックルのスタジオから番組に出演していましたが、『予言が的中した証拠を観測する』との名目で国内の3か所から同時中継するという大掛かりな特番でした。そして、別番組の放送中に2000年がやってきて、午前2時頃に我々が出演する番組が再開したのですが......中継先では当然ながら何もなし。現地のリポーターからは『星が出ていません』『雪がちらついてきました』といった普通すぎる報告ばかり。大笑いでしたよ!」

   番組放送終了間際には、「2000年に地震などの災害が起きても、それは人類滅亡の予兆ではなく自然現象ですよ」とクギを刺してスタジオを後にしたという大槻さん。ノストラダムスの大予言にとどめを刺した年末年始となったわけだが、大槻さんといえば平成の初めからオカルティストとの戦いに明け暮れていたことも忘れてはならない。ノストラダムスの大予言についての話が一段落すると、大槻さんは1992年(平成4年)放送のオカルト番組について語り始めた。

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