第95回「箱根駅伝」が2019年1月2日、東京・大手町の読売新聞社前をスタートした。しかし「タスキリレー」を巡り運営の不手際が目立ち、ネット上では批判が相次いだ。運営側に批判の声がまず、往路のタスキリレーの際で、駒沢大と国士館大の選手がいなかった件。最初の1区で駒沢大の片西景選手(4年)がトップからわずか9秒差の7位で鶴見中継所に到着。しかし、2区の選手がおらず、約10秒ほどをロス。さらに3区を走った国士舘大の多喜端夕貴選手(4年)が11位で平塚中継所に到着、4区の選手にタスキを渡そうとしたとこころ、4区の選手がいなかった。長い箱根駅伝の歴史のなかで、あまり見られない光景に対して、ネットでは運営について批判の声が次々にあがった。「あの襷リレーのミスが運営スタッフのミスなら、駒大と国士舘大には復路スタートの時点できちんとそのタイムを返してあげるべき。その1秒を削り出せずに泣くことになる選手がどれだけいるか、このスピード駅伝では一瞬の判断ミスが結果にものすごい影響を与えるのに...」また、「駒澤大学といい国士舘大学といいタスキリレーのミス多すぎませんかね」「今年の箱根は、運営のだらし無さが酷すぎないか?さっきから、襷リレーの場面で、次のランナーがスタンバイできてないのが何校もいるよ。選手も見てなきゃダメなんだろうけどさぁ、狭いところで団子になって来るんだし、そこは何のための運営なんだ!って話。選手の努力を無駄にすんなよ」といった声が、ツイッター上にあがっている。
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