2019年 12月 10日 (火)

パンプス強制、根本答弁は「容認する発言ではない」 厚労省が見解示す

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   職場でのハイヒール・パンプス強制について根本匠厚生労働相(68)が国会答弁した内容の解釈をめぐり、報道各社の論調が二分している。「強制を事実上容認した」とするものと、「強制がパワハラに当たり得る」とするものだ。インターネット上でも議論が分かれた。

   根本氏の答弁の趣旨はどこにあったのか。J-CASTニュースが厚労省に見解を求めたところ、「ハイヒール強制を容認する発言ではありません」と回答した。

  • 質問に答える根本匠厚労相(衆議院インターネット審議中継の動画より)
    質問に答える根本匠厚労相(衆議院インターネット審議中継の動画より)

「厚労相、容認とも取れる発言」から「パンプス強制、パワハラに当たる場合も」まで

   2019年6月5日の衆議院厚生労働委員会で、立憲民主党・尾辻かな子議員(44)が、女性に職場でハイヒールやパンプスの着用を義務付けることの是非について質問し、根本氏が答弁した。各社の報道を見てみる。

   共同通信は見出しを「パンプス『業務で必要』と容認 厚労相発言、波紋呼びそう」とし、リード文で「『社会通念に照らして業務上必要かつ相当な範囲かと思います』と述べた。事実上の容認とも取れる発言だ」と報道。見出しは6日までに「パンプス着用、社会通念で 厚労相、容認とも取れる発言」に変更され、若干トーンダウンしているが、「事実上の容認」との解釈は崩していない。

   産経新聞も「ハイヒールとパンプス『業務で必要なら...』 女性に着用義務で厚労相」の見出しで、第1文から「『社会通念に照らして業務上必要かつ相当な範囲かと思います』と述べ、事実上容認する考えを示した」と報道。朝日新聞も「職場でハイヒール強制『業務上必要なら』 厚労相が容認」の見出しを打ち、「『業務上必要かつ相当な範囲』であれば容認する姿勢を示した」としている。

   論調が異なるのは、まず「根本厚労相『パンプス強制、パワハラに当たる場合も』」の見出しで報じた毎日新聞。リード文で「状況によってはパワーハラスメントに当たるとの見解を示した」としている。読売新聞も「職場でハイヒール強制『パワハラに該当しうる』」の見出しで「『必要なく着用を強制する場合にはパワハラに該当しうると考えている』との見解を示した」と報道。いずれも、ハイヒール・パンプス強制が「パワハラに当たる場合がある」という点を強調しており、「事実上の容認」とした前3社とは大きく異なっている。

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