2019年 10月 16日 (水)

41歳の夏の「異変」から20年... ALS患者・舩後靖彦氏が「史上初」の国会議員になるまで

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「自分と同じ苦しみを障害者の仲間に味わわせたくない」

   投開票を迎えた21日。舩後氏は立候補した理由について「自分と同じ苦しみを障害者の仲間に味わわせたくない」と介助者を通じて伝えた。そのうえで舩後氏は、障害者総合支援法で定めている障害福祉サービスの「重度訪問介護」に触れた。重度訪問介護では、重度障害のある当事者が長時間利用できる。「これはわたしのケースではありません」と断りつつ、最近の出来事として、次のように訴えた。

「頸椎損傷で全身まひ(の当事者)です。介護保険もない状況。江戸川区に申請をお願いしに家族に行ってもらいました。いまは入院中ですが退院を迫られて、いろいろな施設に問い合わせをしても受け入れてもらえず、高齢者住宅で受け入れるよう区に相談すると、高齢者住宅にはまったく出しませんと断られました。このように日常的に起こっている出来事だと思います。障害者総合支援法と名称が変わり、総合的に日常生活、社会生活を支援するための生活と、小手先だけをいじった法律を、ぼくという人間を皆さんの目で見て、必要な支援とはなにか、今一度考え直していただける制度をつくっていきたい」(舩後氏)

   報道陣からは、「れいわ新選組が多くの支持を得た理由は」という質問が上がった。これに対し舩後氏は、

「山本代表の魅力」

と明かした。

   ALS患者が発症後に立候補して、国会議員になった例はない。山本太郎代表は同日の会見で、「国権の最高機関がALSの方でも国会議員としてやっていけるかということを柔軟に改革していかなきゃならない。健康面に関してはチーム作りをやっているところです」と今後の方針を語っていた。

(J-CASTニュース編集部 田中美知生)

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