2020年 10月 20日 (火)

炎上したら、謝罪だけでなく「メイクカンバセーション、議論しようよ」 元電通社員の提案

創業100年以上、大正製薬こだわりの品質。乳酸菌が入ったごぼう茶でいきいきとした毎日を。

これからジェンダー炎上は増えるのか

――ここから先、ジェンダー炎上は、より増えるのでしょうか。それとも収束するのでしょうか。

   みなさんにもこれだけ記事として取り上げていただいて、「いかがなものか」「炎上は怖いよ」となっていった時に、ジェンターに限らず、「炎上させちゃまずいよね」となると思っています。ただ、やっぱり表現なので、思いがけない所に反応される方は、かならず出てきます。なので、出し手側、要するにクライアントと制作会社、広告会社の責任として、「こういう意図を伝えたいんです」というのを持っているべきだと思っています。

   ハズキルーペが、女性がお尻でメガネを踏むってのをあれだけ連発していて、相当クレームが行ったはずなのに、CMを下ろさないじゃないですか。しかも炎上している気配がないですよね。

――クライアントの姿勢も重要なんですね。

   やっぱり、出し手側の社長が「よく家庭でも、メガネ置いて座っちゃうことがあるでしょう。それを演出しているだけなんですよ」と。送り手側に、ああいう態度がはっきりしている人がいるのは心強いですし、それはどこのクライアントや広告会社も見習うべきだと思っています。小池(百合子)都知事は、一瞬ブームになったけど、(希望の党結党時の)「排除します」であっという間に株が下がりました。「排除」ってのは、私は一方的に「全部ネガティブだからダメ」って切り捨てることだと思っています。賛否の議論を受け入れる「寛容な社会」を、マスコミや政治家が訴えていただけるといいですね。

   何度も書き込みをする少数の人たちに引っ張られて、良質な表現までも傷つくのは、よくないと思っています。外国人をいっぱい受け入れて、多様性とかダイバーシティを進めようとか言ってますけど、それは多様な考え方を受け入れる素地がないと、無理な話ではないでしょうか。

   あと、炎上はネットにとどまらず、「いまあれが炎上しているよ」ってマスコミが取り上げてから一気に広がるじゃないですか。だからマスコミ側の責任も、私はあると思っているんです。ゲストコメンテーターが「いやー、ひどすぎますよね」とか言った瞬間に、もっと燃え広がる。そこはひとつ、炎上のスイッチとして大きいと思っていて、取り上げ方も気をつけていただきたいですね。

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