2019年 12月 15日 (日)

ソフトバンクG、WeWork混乱にどう対応? 5400億円支援報道も...次の一手は

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時価総額が200億ドルまで下がると含み損は...

   このウィーの失速がSBGを直撃した。米アナリストなどの試算では、ウィーの時価総額250億ドルならSBGは多少の含み益をなお保持するが、時価総額200億ドルではSBGに13億ドルの含み損が発生、時価総額150億ドルまでになると含み損は70億ドル程度に拡大するという。

   SBGが投資した中で、株式公開に到達した銘柄も、調子は良くない。目玉投資先だった米配車大手ウーバー・テクノロジーズは、公開価格から足元で3割程度下げたのをはじめ、ファンドが投資してすでに上場した6社のうち5社が過去3か月、下落している。

   問題なのは、SBGの投資の基本戦略と、その投資先の評価についても疑念を呼んでいることだ。SBGはこれと狙いをつけた創業者・新興企業に巨額の投資をし、資金力を使ってその業界の圧倒的な勝ち組にするというものだ。「勝者総取り」戦略ともいわれる。ウィーが躓き、ウーバーも失速となると、そうした戦略を不安視する向きが出てくるのは当然だ。

   これと絡んで、投資先の評価が課題なのではとの疑いもわいてくる。年明けの追加出資の際のウィーの時価総額470億ドルというのは、非上場だから、市場の客観的な評価ではなく、出資するSBG側がそう評価したということ。「前に安く出資した分は、高く追加出資した瞬間、その価格が時価となり、含み益が生ずる」(市場関係者)というある種の錬金術にも見える。

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