3人の姉妹を次々と...
ただ、その長女がすぐ病気で亡くなってしまい、今度は「妹なるつね子という美人」を妾にしたという。
しかし、その次女も19歳の若さで急逝。それでも伊藤は「三女の雪子16歳」を手に入れようとした。
2人の娘が早逝した父親は、今回ばかりはさすがに難色を示したというが、伊藤は金に物を言わせて、説得したといわれている。
当時、伊藤は還暦間近。それが娘どころか孫にあたるぐらいの年齢の少女に執着していた。
輝かしい経歴に隠れて、若い美人に目がなかった伊藤博文。当時の新聞では、連日女癖の悪さを報じられていたのである。