2024年 4月 27日 (土)

バレンティン退団秒読み 「浮いた4億円超」ヤクルトはどう使う?

FA行使ならば丸を超える大型契約も

   山田は年齢的にもまだ若く、長期的な活躍が見込まれるため、争奪戦になれば4年から5年の複数年の大型契約となるだろう。昨オフ、FAで広島から巨人に移籍した丸佳浩外野手(30)は5年総額25億円超(金額は推定)とみられるが、山田はこの条件を大きく超えることが予想される。ヤクルトが残留を要請する場合も、それ相応の条件が必要になってくるだろう。バレンティンが退団となれば戦力的には大きな痛手となるが、4億円超が浮くことになり資金面で余裕が生まれる。

   在京球団の関係者は「バレンティンのバッティングは確かに魅力だが、守備と年齢を考えると球団は複数年の高額年俸を用意するのに二の足を踏むでしょう。山田の残留資金に充てたほうが有効と考える幹部もいると思います。もし山田がFAで他球団に移籍となれば、バレンティン以上のダメージですから、球団は大金を積んでも引き留めにかかるはず」と話す。

   今オフの国内FA組はすべて移籍先が決定し、各球団は外国人助っ人の獲得に動き出した。NPB通算288本塁打のレジェンド助っ人は、新たな環境でのプレーを選択するのか。落ち着きかけたストーブリーグがにわかに盛り上がってきた。

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