2024年 4月 25日 (木)

山口敬之氏「嘘つきの常習犯」→伊藤詩織氏「私の話には一貫性がある」 「同日会見」現場で起きた応酬

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「アンフェアだと思います」

   さらに伊藤氏の会見後に行われた囲み取材では、別の応酬があった。この事件で伊藤氏を批判的に論じてきた小川榮太郎氏が、伊藤氏のすぐそばに立ち、質問した。

「この件、私は裁判資料から何から詳しく調べました。そして月刊『Hanada』(飛鳥新社)に3度にわたって詳細な議論を掲載しました。その観点から言うと、伊藤さんの今日までの証言は、カルテと監視動画という、2つの最も客観的であるはずの資料に反しているところが非常に多いと感じています。そして、そのカルテも動画も公開していません。

この状況で世界中のメディアの前で性被害を訴えるのはアンフェアだと思います。全て情報を公開して、公開情報のもとでもう一度世界のメディアと向き合われるほうがいい。山口さんもだし、私も一ジャーナリストとしてこの問題、もう少し伊藤さんと議論できたらと思っています。そういう機会があれば、応じていただけますか?」

   伊藤氏は「ご質問ありがとうございます」と丁寧にあいさつすると、静かに口を開いた。

「2点、カルテと防犯カメラについてです。カルテに閲覧制限がかかっているのは、住所など個人情報の部分です。映像については、こちら聞かれたのでお話ししますが、私はホテルから映像をもらう時、まず他に映っている方にモザイクがかかっていないということで、私が40万円を支払って頂戴した大事な映像です。ですが、これを裁判以外で流すのはホテル側から損害があるので訴えると一筆書かされました。

私もこの動画はとても重要なものだと思っているので、ぜひ皆さんに見ていただきたいです。ただそういった条件で、まず裁判で使うということで頂いたので、皆さんの目に届けられていません。それにもかかわらず、誰かがその裁判資料となっている動画を流していることも事実です」
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追悼
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