2020年 8月 13日 (木)

推しと「24時間つながれる」時代の病 「匂わせ」炎上を私たちは克服できるのか

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「匂わせ」炎上に男女差はあるか

   ここに、タレントとファンの食い違いが浮き彫りになっている。ファンと幸せを「共有」、あえて言うなら「おすそ分け」しようとするタレントに、ファンの側は推しを横取りされたかのような感覚を抱いてしまうのかもしれない。タレントにとっては「交際関係をアピールしたくなるくらい幸せ」と有頂天なのかもしれないが、ファンには推しと自分の関係に土足で踏み込まれたような抵抗を覚えるのだろう。匂わせ投稿が炎上するか否かは、鈴木氏は「表現の仕方がファンの価値観やイメージと合致するか次第」だと推測、危険な賭けでもあるとした。それまでファンが、匂わせたタレントに好感度を持っているか否かが左右するようだ。

   ところで、匂わせが炎上に至るケースには、一定のパターンがみられる。男性アイドル(主にジャニーズ)の女性ファンが、交際相手とみなされた女性をバッシングする構図だ。逆はほとんど見られない。なぜ女性ファンばかりが「匂わせ」を嫌うのか。鈴木氏は女性の方が「自己防衛や守備力が強い」のではないかと推測している。自分を守りたく、タレントの側に攻撃的になってしまう傾向がうかがえる。

   一方で井上トシユキ氏は、女性人気の高いジャニーズのファン界隈には、「オリキ」と呼ばれる古参のファンがその他を統制する傾向があるとし、その在り方を「アイドルへの過激な行為を集団で統制している」と分析する。対して匂わせるタレントは「芸能人の立場を利用して推しのアイドルに『抜け駆け』し勝手に近づいていると、嫉妬感を抱きやすいのでしょう」と語っている。

   前出のように、ファンは自分と推しのアイドルの間に、一対一の擬似的な恋愛関係を見出す。となれば、突然の「恋敵」の出現に敏感になるファンが現れるのも無理はないのだろうか。

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