2020年 1月 20日 (月)

本田圭佑は批判過熱に苦言も... 噴出する森保解任→横内監督という「代替案」

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   低迷するサッカーの東京五輪代表に批判が集まっている状況に、元日本代表MF本田圭佑(33)が「代替案を言わずにただ批判してる人が多いけど、それじゃ何も変わらんよ」と、冷静な議論を求めるような言葉をツイッターにつづった。

   今インターネット上で大きな議論の的となっているのは、選手のプレーの質はさることながら、五輪とA代表を兼任する森保一監督(51)の進退だ。本田が「代替案」というように、案として森保監督の解任とともに、横内昭展監督代行(52)の就任を提案する声が少なからずあがる事態となっている。

  • 本田圭佑
    本田圭佑

「まだ本番じゃないからね」

   AFC U-23選手権で2020年1月9日のグループリーグ(GL)初戦サウジアラビア戦(1-2)、第2戦シリア戦(1-2)と連敗し、同大会初のGL敗退が決まった五輪代表。東京五輪には開催国枠での出場が決まっているが、自国開催で金メダルを目標としているだけに、不甲斐ない戦いぶりにはネット上で批判が集まった。

   長年代表を牽引し、五輪でも08年北京大会を主力として戦った本田はツイッターで14日、「『U-23』 批判は大いにしたらいいけど、代替案を言わずにただ批判してる人が多いけど、それじゃ何も変わらんよ。あと、まだ本番じゃないからね」と単純な批判に終わらず冷静な議論を求めるように投稿。数時間後にも、「批判は全然問題ない。何の為の批判なのかを考えて欲しいと思ってる。強くなるには周囲に流されることなくサッカーに関わる全員が自分の頭で考えることが何より重要なんです」と促した。

   本田の投稿に対しては「本当にこれだと思います。この経験がこのタイミングで良かったと思います」「批判するのに代替案は必ずしも必要ではないと思ってる」などと賛否両論だが、「代替案」という点で指摘が目立ったのは、監督解任論だった。

「横内昭展氏に監督を戻せば良いだけ」
「森保氏→横内監督っていう明確な代替案があるから解任待った無しなんだよあ」
「ケイスケホンダが代替案がないならなんちゃらって言ってたけど 森保アウト 横内監督インがいい 五輪までの時間を考えた上でこれがベストだと思う」

親善試合でブラジル代表を破る快挙

   森保監督がA代表を指揮する間、兼任する五輪代表は横内氏が監督代行を務めて率いている。優秀なブレーン的存在としてチーム作りに大きく関わっており、森保氏がサンフレッチェ広島監督だった時代もコーチとして支えた、厚い信頼を置かれる間柄だ。

   U-23代表で戦う19年6月の第47回トゥーロン国際大会は、同時期に森保監督がA代表で南米選手権(コパ・アメリカ)に臨む日程となったため、横内氏が代行した。3連覇中のイングランドを2-1で破るなどしてGLを突破し、準決勝でメキシコに勝って決勝進出。決勝ではブラジル相手に1-1からPK戦の末敗れたものの、準優勝の結果を収めた。

   ブラジルとは横内監督代行のもと、19年10月にもアウェーでの親善試合で対戦したが、この時は1点先制されながら3-2で逆転勝利する快挙。失点はいずれもPKによるもので、試合後にブラジル代表のアンドレ・ジャルディン監督は「現時点で五輪出場チームの中で最高レベル」と日本を称賛していた。

   もちろんこれらの大会・試合と、森保監督率いる開催中のAFC U-23選手権では、状況が異なるため、安易な比較はできない。今大会は東京五輪予選を兼ねており、出場が決まっている日本をのぞく上位3チームが五輪に出場できる関係で、試合に臨む姿勢が異なっていたことは、敗れたシリア戦に出場したメンバーも反省を口にしていた。主力を担ってきた海外組も若干ながら異なり、今大会はMF食野亮太郎(21=ハーツ/スコットランド)しか招集できていない。

「ハリルの時より時間はある」との指摘も

   それでも東京五輪を半年後に控えた今、ネット上では「横内昭展氏を希望。彼は森保が指揮を取らなかった間にこの世代で結果を残している」「トゥーロン横内監督代行で結果よかったんだから森保はもういいよ」と、目に見える「結果」を残してきたのは横内氏だとして推す声が少なくない。また、「森保解任で、ブラジル遠征でブラジル撃破という結果を出した、当時代行監督の横内昭展氏でオリンピックは行けば、今よりは強いだろうね。ハリルの時より時間はある」と皮肉めいた指摘も。

   A代表では18年4月、ロシアW杯を2か月後に控えたタイミングで、日本サッカー協会(JFA)が当時のバヒド・ハリルホジッチ監督を突如解任。ハリルホジッチ氏を最も近くで支えてきた西野朗・技術委員長(当時)を監督に就任させる異例の決断をした。JFAの田嶋幸三会長は「1%2%でもW杯で勝つ可能性を追い求めたい。そのためにこの結論に至った」とし「新監督は内部からの昇格しかないと考えた」と監督人事の背景を語っていた。この解任劇については今なお議論があるが、勝利が求められる自国開催の東京五輪に向けては果たしてどう出るだろうか。

   田嶋会長はU-23選手権後に森保監督、関塚隆技術委員長らと話し合う予定だが、「基本的には監督をサポートしていくことが前提にある」と続投させる意向のようだ。代表チームに拘束力のある3月の国際Aマッチデーには、A代表のW杯アジア2次予選と、五輪代表の親善試合がまたも重複する。兼任監督続投であれば、森保監督がどちらに帯同するかにも注目が集まる。

   何より、消化試合となった15日のU-23選手権最終戦のカタール戦の結果と内容は、今後の監督人事に向けて試金石となりそうだ。カタールといえば、A代表だが19年1~2月のアジア杯決勝で1-3の敗戦を喫した相手として記憶に新しい。ネット上では「次のカタール戦に森保監督の進退がかかると予想」「世論を敵に回したら、サッカー協会もオリンピック前に森保監督の実力テストを実施せざるを得なくなるだろう。そうなる前にカタール戦で少しでも希望を見せられるかどうか」といった声があがっている。

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