2020年 4月 5日 (日)

岡田光世「トランプのアメリカ」で暮らす人たち ソレイマニ「殺害」シナリオの本音は何か

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イラン国民に向けたメッセージ

   トランプ氏も大統領選を前に、戦争は避けたいと思っているはずだ。米国による2001年のアフガニスタン攻撃、2003年のイラク侵攻、2011年のシリア紛争と、多数の死者を出すなど犠牲ばかり大きく成果のない戦争に、米国民は辟易しているからだ。

   イランによる米軍基地攻撃の5時間後、イランの対空ミサイルがウクライナ航空機を撃墜し、乗客176人が死亡する事故が起きた。ほとんどはイラン人とイラン系カナダ人だった。

   イラン政府は当初、墜落を「技術的トラブル」と発表したが、米メディアなどの報道を受けて、イラン軍の誤射であると認めた。

   ウクライナ航空機の撃墜について、「事実を隠蔽していた」と国民の怒りが爆発。イラン国内で反体制デモが起きた。

   「私たちの敵は、米国だと体制は嘘をつくが、敵はここにいる」、「お前たちは自分たちの代表じゃない」と現体制や革命防衛隊を非難している。

   デモの様子を画像や動画で見ると、おそらくそれを踏みつけるようにと地面に星条旗とイスラエル国旗が大きく描かれているが、参加者の多くが踏まないように、避けてその周りを歩いている。

   イランでの反体制デモは、今に始まったことではない。米国の経済制裁によって財政が悪化。2019年秋にもガソリン価格の大幅な引き上げに反発し、抗議デモが起きた。政権側はインターネットを遮断し、弾圧に乗り出した革命防衛隊が数百人を殺害した。

   これを受けてトランプ大統領はツイッターで、英語とペルシャ語で次のように呼びかけた。

To the brave, long-suffering people of Iran: I've stood with you since the beginning of my Presidency, and my Administration will continue to stand with you. We are following your protests closely, and are inspired by your courage.
「長い間、苦しみ続けた、勇敢なイラン国民へ。私は大統領に就任した時から、あなたたちを支持している。私の政権はこれからもずっと、支援し続ける。あなたたちの抗議をじっと見守り、勇気に励まされている」
There can not be another massacre of peaceful protesters, nor an internet shutdown. The world is watching.
「平和な抗議者らの虐殺やインターネットの遮断が、再び起きてはならない。世界が見ている」
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