2024年 4月 20日 (土)

オンライン教材・知育アプリ相次ぎ「無償提供」へ 休校要請に対応...「本当にありがたい」

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   文部科学省が全国の小中高校などに一斉休校するよう要請したことを受け、NPO法人「eboard(イーボード)」は2020年2月27日、オンライン学習教材を無償提供すると発表した。

   IT企業の「ワンダーラボ」も28日、同社の知育アプリを期間限定で無料にすると発表した。

  • (上) オンライン学習教材eboard、(下)知育アプリ「シンクシンク」
    (上) オンライン学習教材eboard、(下)知育アプリ「シンクシンク」
  • (上) オンライン学習教材eboard、(下)知育アプリ「シンクシンク」

「毎日何させたらいいか悩んでたところです」

   文科省は28日、3月2日から春休み開始日まで全国の小中高校などを臨時休校するよう、教育委員会などに要請する通知を出した。

   それを受けNPO法人「eboard」は、休校となった公立学校やフリースクールなどの民間教育施設に対し、オンライン教材を無償提供すると決めた。

   教材は映像授業とデジタル問題集などからなり、小中学校の一部教科に対応する。休校期間とその終了後1週間が無償となる。

   ワンダーラボは、同社の5~10歳向け知育アプリ「シンクシンク」を3月のみ無料配信する。通常は「0円」「月300円」「月980円」の3コースあるが、すべて無料となる。既存の有料コース会員には当該期間分を返金予定だという。

   同社が27日にツイッターで発表すると、約2万「いいね」と反響を呼び、「なんてやさしい!子ども1人で毎日何させたらいいか悩んでたところです(泣)」「本当にありがたい!来週からの家での過ごし方の選択肢が増えました!」などと書き込みが寄せられた。

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