2021年 6月 21日 (月)

高橋洋一の霞ヶ関ウォッチ
なぜ新型コロナで「予算修正」しないのか 経済政策「3段階」の背景

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予算修正しないという「都市伝説」

   実は、筆者は3月初めから、2020年度予算の修正を各方面に提案していた。これが、最短コースでコロナ経済対策を打ち出せるからだ。

   財務省が予算修正を頑なに否定するのももちろん知っている。ただし、戦前は予算修正はしばしば行われたことがある。戦後、予算修正をしないというのは、単に財務省が作った「都市伝説」だ。つまり、予算は財務省が作り、それを修正する議会はケシカランという財務省の意図を表したものにすぎない。アメリカでは、そもそも予算は政府が議会に提案し議会が承認するものではなく、議会が自らつくるものだ。このため、予算修正はそもそも議会の予算作りの基本中の基本だ。

   そんな財務省のくだらない面子のために、コロナ対策のスピード感が著しく損なわれているのは、残念だ。


++ 高橋洋一プロフィール
高橋洋一(たかはし よういち) 元内閣参事官、現「政策工房」会長 1955年生まれ。80年に大蔵省に入省、2006年からは内閣参事官も務めた。07年、いわゆる「埋蔵金」を指摘し注目された。08年に退官。10年から嘉悦大学教授。著書に「さらば財務省!」(講談社)、「韓国、ウソの代償」(扶桑社)、「ファクトに基づき、普遍を見出す 世界の正しい捉え方」(KADOKAWA)など。


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