2024年 4月 24日 (水)

ヨドバシカメラ従業員から相次ぐ悲鳴 新型コロナ対応に不信感、「内情」暴露...会社側は反論も

社長来店でマスク外す?

   東京都内の店舗で働く20代の社員は、「3密」がそろう環境での接客に恐怖を覚え、せめて営業時間を短縮してほしいと訴える。

「従業員の接触ももちろんそうですが、マスク着用を義務づけられていないお客様方との接触、外部から来る方との密閉空間での密接な接客、特に一階以外は換気が悪くて窓もないので。そして大型店舗なので密集します。2メートルの距離は接客業ではとれません。とれて30センチです」

   これまではどんな理由でもマスク着用は禁止だったという。40代のメーカー販売員は「インフルエンザが流行している時期でも絶対に認められませんでした」と話し、新型コロナウイルスの感染拡大でようやく許可されたと漏らす。しかし、経営幹部が巡回に来る際(社内用語で「7番」)は、店長やマネージャーから外すよう指示があるという。

   また、同社は4月9日、横浜店のメーカー販売員が7日にPCR検査で陽性が出たと発表したが、8日頃から感染者が出たとの報告がツイッターで広がっていたため、隠蔽しようとしていたのではないかとの憶測も出ている。同店は9日夜から臨時休業している。

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