2024年 4月 25日 (木)

「今その商品は必要なのですか?」店員は問いかける 家電量販店、感染におびえながら働く人々のメッセージ

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「強い要望受け、休業要請対象外の売り場を再開」

   また、夫がヨドバシに勤めているという都内の女性は4月24日、16店の営業を再開したことをこう指摘した。

「GW前に、いま一番自粛を強めなければいけないのに自社の利益しか考えていないようです。社員は捨て駒です。顧客第一とうたいながら、これでは客のことすら考えてませんよね」

   そのうえで、「競合店が休業する中この有様。ヨドバシカメラの考える顧客第一とは何なのでしょうか」と問いかけている。

   ヨドバシの広報担当者は30日、J-CASTニュースの取材に対し、16店の営業再開までの経緯をこう説明した。

「14日から休業したのは、緊急事態宣言が出て周りが閉まっているためお客さまが集中したことや、休業要請の話が出てきたのでいったん休業しようと考えたことがあります。従業員とお客さまの安全のためです。そして、24日に営業再開したのは、生活必需品などへの要望があり、どうしても必要だというお客さまに対応するため、要請対象外の売り場を再開させました」

   iPhone SEのSIMロックフリーモデルが24日に発売されているが、「そのこととは関係がありません。準備が整いましたので、状況を見て再開したということです」と話した。

   また客が集中することにならないのかについては、「従業員が入口でそのようなお客さまを案内しており、店内が過密ということはありません。状況によっては、入場制限させていただいています」と説明した。

   全店休業については、今のところ考えていないとし、今後については、状況を見ながら営業していくとしている。

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