2020年 11月 26日 (木)

盗撮被害に気付かないまま画像がネットに... 署名サイトで小型カメラの規制求める動き

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   ツイッター上では日々、悪質な盗撮の事例が多数報告されている。中には、「鳥」、「逆さ」といった用語を用いて盗撮画像の売買を行うものや、自身のツイートが拡散されれば「盗撮されたとみられる画像の女性の裸」を公開すると述べるアカウントも存在し、批判の声が上がっている。

   そんな中スパイカメラといわれる小型カメラに注目し、「盗撮犯罪を促進する小型隠しカメラ販売の規制を求めます!」とする署名への参加を呼びかけるツイッターアカウントが現れた。署名活動に至った背景や経緯はどういったものか、なぜ小型カメラに注目したのか、規制ではどのようなことを求めていくのだろうか。

   J-CASTニュースは、署名サイトでの活動を立ち上げたツイッターアカウント「ぴるぴるちゃん」(仮名 小川夏海)さんと、その活動を支援する「ナイト産業を守ろうの会」に取材を行った。

  • 小川さんが呼びかけに用いている画像
    小川さんが呼びかけに用いている画像
  • 示談金は数十万に上るという
    示談金は数十万に上るという
  • 小川さんが呼びかけに用いている画像
  • 示談金は数十万に上るという

「何度も盗撮被害にあい、恐怖と不安を感じながらも対策ができなかった」

   「盗撮」は、各都道府県の条例などによって犯罪となる可能性がある。2019年12月の神戸新聞報道によれば、自宅に呼んだデリバリーヘルス(派遣型風俗店)の女性をスマートフォンで正当な理由なく撮影したとして、兵庫県警は県迷惑防止条例違反の疑いで同県姫路市内に住む会社員の男を逮捕した。

   盗撮については警視庁サイトで、スマートフォンの普及や技術の進歩により、高性能で小型のカメラやカメラ機能を搭載した機器が普及し、公共の場所や公共の乗物以外の場所における盗撮行為が多発していると記している。

   このような盗撮被害を防ぐために、小型カメラの販売規制を求めるオンライン署名を2020年7月19日頃に立ち上げたツイッターアカウント「ぴるぴるちゃん」(以下 小川さん)に電話やメールを通じて取材した。彼女は24歳の女性で、風俗嬢だという。

「『見ず知らずの人に勝手に玩具にされる』この盗撮は人として、女性としての尊厳を完全に無視される事態で、性的なサービスをする人間にとっても恐ろしいことです」

と指摘。仕事での不条理は多々あるとしながらも、「その中でも特に心身を削る犯罪行為」として盗撮を挙げる。しかし風俗業界では、風俗業に従事しているという後ろめたさや、お店と個人事業主といった弱い立場から、泣き寝入りをしてしまっている人が多いと述べる。

「風俗嬢として、日々のTwitterでの報告を見てきて、また、いち被害者としてこの現状をどうにかできないか?どうにかしたい!と思ったことが発端になります」

と、「盗撮犯罪を促進する小型隠しカメラ販売の規制を求めます!」というオンライン署名を立ち上げた経緯を語った。

   ツイッター上では、性犯罪への関心が高まっている。そのきっかけの一つに、ハフポストが3月に報じた、韓国での盗撮(韓国語でモルカ)を含む悪質な性犯罪事件があり、対岸の火事ではないと日本語のユーザーの間でも話題となっていた。こうした性犯罪への関心が高まる中で、盗撮画像の販売を行っていると見られると見られる日本語のツイッターユーザーアカウントも数々報告されている。7月22日現在、編集部が盗撮画像の隠語であるとされる「逆さ鳥」で検索すると、盗撮とみられる画像を投稿しているアカウントをいくつか確認できた。中には学校内で撮られたようなものもあった。こうした状況があり、小川さんのように「見ず知らずの人に勝手に玩具にされる」恐怖を覚えている女性は少なくはない。

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