2024年 4月 26日 (金)

高橋洋一の霞ヶ関ウォッチ
コロナ禍の医療体制 熱中症搬送で知った「病院の今」

   今回のコラムは、これまでとは違う趣の話題にしよう。というのは、筆者は先週軽い熱中症にかかり救急搬送されたので、そのときの体験を紹介し、知見を共有したいと思う。読者の方も、筆者はしくじったが、同じ轍を踏まないようにしてもらいたい。

  • 熱中症に注意(画像はイメージ)
    熱中症に注意(画像はイメージ)
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急に目の前がぐるぐると

   先週(2020年8月)17日(月)、午前中にオンライン取材を終え、都下へ墓参りをした。行きは車を筆者が1時間程度運転し、墓所で屋外にいたのは、12時過ぎの小一時間ほどだ。500mlの水は飲んだが、日傘は差していなかった。

   その後、帰途についたが、やはり1時間半程度運転した。行き帰りの車はエアコンをガンガンつけていた。

   家に着く50m手前で、急に目の前がぐるぐる回り出した。なんとか、頑張って家に着き、すぐに2時間程度休んだ。しかし、めまいは相変わらず続き、目を開けていられる状態でなく、吐き気もあり実際に嘔吐もした。ただならぬ事態になったので、妻が救急車を呼んだ。そのとき、筆者はちょっと意識が怪しく、一人で救急車を呼ぶのは無理だった。

   救急車はすぐ来たが、あいにく脳・耳鼻科のある総合病院が急患の受け入れが手一杯だったので、別の総合病院に行った。そこで、当番医師から言われたのが、加齢により体温調節機能が落ちており、三半規管への血流が低下してめまいがしているのだろうとのことだった。点滴を打ってもらうと、ちょっと楽になったので、めまいは相変わらずだったが、その日は入院せずに、自宅に戻った。当番医師から、翌日もめまいがするなら、脳・耳鼻科のある総合病院へ行ってくれと言われた。

   翌18日(火)朝、まだめまいがしたので、昨日救急搬送を断られた脳・耳鼻科のある総合病院にタクシーで行った。いろいろな検査をするが、脳・耳鼻の異常はないので、やはり熱中症だろうということで、点滴を受け、即入院となった。担当医師がいうには、一晩寝ればよくなるだろうということだった。

   実際、19日(水)朝、一晩寝たら、めまいはかなりなくなり、目を開けられる状態になったので、退院し、自宅に戻った。1日休んでいたら、ほとんど体調は元に戻ったので、20日(木)には、オンラインでネット番組に出演した。それ以降は前と同じ生活をしている。

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