2021年 6月 20日 (日)

岡田光世「トランプのアメリカ」で暮らす人たち
コロナが生み出す「社会主義」デモ

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医療費負担恐れ、貧困層に感染拡大

   皆医療保険制度のない米国では、黒人やヒスパニックなどの貧困層が、コロナの症状があっても高額の医療費を恐れて受診しなかったことなどから、感染が拡大したと、たびたび報道されてきた。

   このブルックリンの抗議デモは複数の団体が主催しており、そのうちの1つ「ラディカル(過激、急進的)な者たちの集会(Radical People's Assembly)」の代表として黒人の青年が、こう呼びかけた。

「ラディカルになりたければ、僕らと繋がってくれ。みんな、仲間だ。敵は、白人ではない。君たちの敵は、白人の資本主義者。資本主義なのだ。今、僕らの生活を支配しながら、僕らにとって何の益もない、この制度だ。今日はともに手を取り、決定的に敵を打ち負かす方法を見出そうではないか。大暴れしたい人もいると思うが、今日は抑えて平和的にデモ行進し、逮捕者ゼロで行こう。リスクレベルは低く、お願いしたい」

   そして、「僕らの安全を守るのは、誰だ?(Who keeps us safe? )」と呼びかけると、「僕らの安全を守るのは、僕らだ(We keep us safe.)」と群衆が同じリズムで声を合わせて答え、それを何度も繰り返す。

   バトカーが2台、遠くに止まって様子を伺っている。

   この日の抗議デモについての告知では、「コロナ感染による死亡率が黒人とヒスパニック・ラテン系の間で、白人の2倍に上っている」、「失業率が記録的に高いにも関わらず、我々をアパートから路上に追い出し、新たな契約でより高い家賃収入を得られるように、ニューヨーク市警が家主に協力している」などと訴え、「家賃免除」「失業手当の延長と拡大」のほか、「警察の解体と武装解除」「移民税関捜査局(ICE)と国境管理の廃止」といった要求もしている。

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