2020年 10月 29日 (木)

岡田光世「トランプのアメリカ」で暮らす人たち 「警察は敵だ!」黒人女性殺され、怒る群衆たち

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「クソ警察のクソ制度なんか、焼き尽くしてしまえ! その灰の中から、希望が、我々みんなが求めている変化が、生まれるんだ!」

   米ケンターキー州ルイビルで黒人女性ブレオナ・テイラーさん(当時26)が警官に射殺された事件の大陪審の決定が出たことで、全米で再び抗議デモが繰り広げられている。ニューヨーク・ブルックリンでも2020年9月23日夜、600人が集まり、ジョージ・フロイドさんの事件直後以来、最大規模とも言われる抗議デモが起きた。私が4時間かけてこの目で見たニューヨークのデモの様子を、警官や住民の声もあわせて多角的に報告する。

  • ニューヨークのマンハッタンの車道を占領し、行進するデモ参加者たち(2020年9月、著者撮影)
    ニューヨークのマンハッタンの車道を占領し、行進するデモ参加者たち(2020年9月、著者撮影)
  • ニューヨークのマンハッタンの車道を占領し、行進するデモ参加者たち(2020年9月、著者撮影)

「ブルー・ライブズ(警官の命)なんてクソ食らえ」

   「ブルー・ライブズ(警官の命)なんてクソ食らえ。あんたたちはその職業を選んだんだろ。私はこの美しい皮膚の色になることを選んだわけじゃない。私はそれを恥じたり、自分を憎んだりはしない。あんたたちが私を殺したって。私の兄弟姉妹を殺害したって。寝ている時に。助けてくれと言っているのに。だから、みんな、力を合わせよう。そうすれば、やつらは私たちを分断させることはできない」

   9月23日午後7時、ニューヨーク市ブルックリンのバークレイズセンター前の広場は、人でびっしりと埋め尽くされた。黒人の姿も多いが、白人が過半数を占める。

   離れた場所で、警備のために立っている大勢の警官に向かって、目以外を黒いフェイスマスクで顔を覆った若い黒人女性が、怒りを込めて力強くメガホンでそう叫ぶと、拍手と歓声がわき起こった。

「(警官の)バッジを付けているだけで、パワーがあるのか。ブラックやブラウンの命を傷つけ続けられると思っているのか! よく聞け。責任を追及してやる。クソ警察のクソ制度なんか、焼き尽くしてしまえ! その灰の中から、希望が、我々みんなが求めている変化が生まれるんだ!」
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