2021年 8月 3日 (火)

菅首相母校・法大の田中優子総長が声明 日本学術会議問題は「見過ごすことはできません」

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過去の声明も引用

   過去に出した声明も引用した。2018年春、自民党の杉田水脈衆院議員は、政権批判的だった法政大学の山口二郎教授に対し、巨額の科学研究費(科研費)が支給されていると批判。山口教授はこれに反論し、2人の間で論戦となっていた。

   こうした問題を受け、田中総長は18年5月16日に大学の公式サイト上で「適切な反証なく圧力によって研究者のデータや言論をねじふせるようなことがあれば、断じてそれを許してはなりません」と抗議し、さらに「互いの自由を認めあい、十全に貢献をなしうる闊達な言論・表現空間を、これからもつくり続けます」と宣言していた。田中総長は今回の声明で宣言を引用し、

「その約束を守るために、この問題を見過ごすことはできません」

   とした。

   田中総長は今回任命拒否された研究者は法大の教員ではないとしつつ、

「この問題を座視するならば、いずれは本学の教員の学問の自由も侵されることになります。また、研究者の研究内容がたとえ私の考えと異なり対立するものであっても、学問の自由を守るために、私は同じ声明を出します。今回の任命拒否の理由は明らかにされていませんが、もし研究内容によって学問の自由を保障しあるいは侵害する、といった公正を欠く行為があったのだとしたら、断じて許してはなりません」

   と宣言。今後は大学人や学術関係者、「幅広い国内外のネットワーク」と連携して「今回の出来事の問題性を問い続けていきます」とした。

   菅首相は1973年3月に法政大学第一部法学部政治学科を卒業。大学は2020年9月16日の首相選出時、公式サイトで「ご活躍を祈念いたします」とコメントしていた。

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