2020年 10月 29日 (木)

岡田光世「トランプのアメリカ」で暮らす人たち
カマラ・ハリス「デビュー戦」の評価――副大統領候補討論会

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笑みに対して「傲慢」「作り笑い」

   今回、ハリス氏の表情や笑みが注目されたが、私の知り合いの共和党支持者の中にも、それが逆に「傲慢で相手を見下している」と感じた人が少なくなかった。前回、トランプ氏の対抗馬だったヒラリー・クリントン氏の作り笑いを思わせた、との声もある。

   また、ペンス氏は一貫して冷静だったが、声のトーンや表情で感情を示したハリス氏が、ヒステリックに映ったという人もいた。

   セントラルパークを出ようとした時、すれ違った女性(64)は、この日、初めて出会った共和党支持者だった。1989年、旧ソ連から米国に亡命したという。

「トランプを人間的に好きになれない部分もあります。でも彼は国民から選挙で選ばれた、この国の大統領です。わずか4年の任期なのに、なぜチャンスを与えず、最初から彼のすることを全否定し続けるのでしょう。気に入らないのなら、対抗馬を出して、堂々と選挙で戦えばいいのです。この国はあまりにも分断されてしまって、悲しい限りです」

   今回の討論会で、司会者が最後に、ユタ州在住の女子中学生が書いた文章を読み上げた。

「ニュースを見れば、民主党と共和党の言い合いばかり。市民の論争ばかり。候補者が相手をやり込めるばかり。指導者がなかよくできないのに、国民にどうやってなかよくしろというのでしょう」

   中学生の言葉は続く。

「Your examples could make all the difference to bring us together.(私たちがひとつにまとまるためには、あなたたちが手本を示すことが、とても大事なのです)」

   この言葉にうなずいた人も多いだろうが、自分を棚に上げ、相手に指を向けた人も少なくないはずだ。

   旧ソ連から亡命したこの女性は、「討論会では新しく得る情報は何もなく、互いを叩き合っているだけで意味がない」と言い切る。

   米中西部ミネソタ州ミネアポリスに住む私の知人アンドリュー(70代)は、「討論会では、双方のこれまでの失態を非難中傷するばかり。僕が知りたいのは、今後4年間で双方が何をしたいのか、ということだ」と不満を述べた。

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