2020年 10月 31日 (土)

ニコ動「コメント付きシェア」から考える、SNSのキャプチャ文化【ネットメディア時評】

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   動画投稿サービス「ニコニコ動画」で2020年10月13日から、コメント付き動画をツイッターにシェアできるようになった。PC版サービスとツイッターを連携させ、好きなシーンを決めると、3~30秒までの長さで切り出せる。

   動画上を流れるコメントは、「ニコ動」最大の特徴だ。人気作品だと、画面全体がコメントに覆われる「弾幕」も珍しくない。そんな雰囲気を共有できるとなれば、YouTubeなどの他サービスに移ってしまったユーザーも、振り向いてくれるかもしれない。

  • 「ニコ動」に新機能が
    「ニコ動」に新機能が
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感情を凝縮した「弾幕」

   18年10月に放送された、ネットニュース会社を舞台にしたドラマ「フェイクニュース」(NHK)では、渦中の人物が「MAD動画」に苦しめられる描写があった。配信者による凸(とつ=突撃の意味)を映像素材として、コミカルに再構成されたこの動画は、明示こそされていないが、画面上を流れるコメントから察するに、ニコ動(に類するサービス)に投稿された設定と思われる。わずか14秒間ながら、事件の背景にある「ドロドロとした感情」が凝縮されている傑作だが、その感情を表現しているのは「弾幕」だ。

(なお同作は、放送数か月後に起きた出演者の不祥事により、現在まで再放送やネット配信、DVDなどのソフト化は行われていない。そのあたりの経緯は、脚本を務めた野木亜紀子さんが20年8月、ブログサービス「note」で振り返っているので、あわせて参照いただきたい。)

   コンテンツの一部を切り出して、SNSへ投稿できる例は多数ある。ネットラジオサービス「Radiotalk(ラジオトーク)」では、配信されたトークから任意の12秒間を選ぶと、そこでの音声が自動でテキスト化され、テロップ付きの動画としてシェアできる。

   漫画サービス「アル」には、人気作品の「コマ」投稿機能がある。対象作品には「進撃の巨人」「宇宙兄弟」「ちはやふる」「3月のライオン」などの人気作も名を連ねるが、いずれも出版社や作者の許諾を得ていて、著作権まわりはクリーンになっている。

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