2021年 5月 6日 (木)

戯曲の「デジタルアーカイブ化」はなぜ必要だったのか 無料公開に踏み切った思い、担当者に聞いた

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「半永久的に長く続けていくべき事業だと思います」

   戯曲デジタルアーカイブが公開されると、SNS上では先述のような好意的な反応が広がった。丸尾さんはこうした反響について、次のように述べる。

「正直、予想以上に反響があり驚いています。さらに友達や家族などの仲間内で戯曲の読み合わせや読書会をやりたいという声もいただきました。SNS上でもこのような、上演だけではない新しい活用方法が提案されていました。作り手が思いもしなかった使われ方が、広がっていくのはとても楽しみにしているところです」

   また丸尾さんによれば、著名でなくても上演希望が多数寄せられている作品もあったと話す。というのも、例えば高校演劇などで、部員数や大会の上演時間といった条件にあわせた戯曲を探す際に、同サイトの上演条件にあわせた検索が役に立っているそうだ。

   さて丸尾さんは戯曲デジタルアーカイブを今後、より拡充させていきたいと話す。

「これはアーカイブですから半永久的に長く続けていくべき事業だと思います。しかし来年度以降どう維持、発展していくかが課題です。
今回収集できなかったものも含む戯曲もアーカイブ化していきたいです。載せたいという希望にも応えていきたい。来年度中には第二の収集を行いたいです」

   来年度にはさっそく、利用者や劇作家などを交えたオープンな意見交換の場を設け、さらに充実させていきたいと話す。しかしウェブサイトは維持していくだけでも固定費がかかる。その中で新たにサイトの仕組みを変える、戯曲を募集する際にはやはり費用が発生してしまう。丸尾さんは、今後このアーカイブを維持するためにどのように費用を捻出するか検討していくと話した。

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