2024年 4月 24日 (水)

「地獄みたいなお披露目でした」「今思い出しても吐きそう」 宮脇咲良が語るHKT時代の苦楽

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    HKT48からの卒業を間近に控える宮脇咲良さん(23)が2021年6月2日深夜(3日未明)放送のラジオ番組「今夜、咲良の木の下で」(bayfm)で、10年間にわたるアイドル生活を振り返っている。

   全3回に分けて振り返るといい、この日のテーマは「HKT48としての思い出」。11年にファンに初めてお披露目された際、すでにAKB48メンバーとして大人気で、宮脇さんと同じ鹿児島県出身の柏木由紀さん(29)から声をかけられたことを「一生の思い出」だと話した。ただ、宮脇さんはこの日、寝坊して大幅に遅刻。「地獄みたいなお披露目」で「今思い出しても吐きそう」なほどに苦い思い出でもあった。

  • HKT48の宮脇咲良さんにとって、2011年のお披露目イベントは苦い思い出だ。写真はデビューから2年が経とうとする13年8月撮影
    HKT48の宮脇咲良さんにとって、2011年のお披露目イベントは苦い思い出だ。写真はデビューから2年が経とうとする13年8月撮影
  • HKT48の宮脇咲良さんにとって、2011年のお披露目イベントは苦い思い出だ。写真はデビューから2年が経とうとする13年8月撮影

柏木由紀と話せて「一生の思い出です。こんな鮮明に覚えてるってすごいですよね」

   HKT48は11年6~7月にかけて1期生のオーディションを行い、10月23日に西武ドーム(埼玉県所沢市、現・メットライフドーム)で、メンバー21人が初めてファンの前でお披露目された。AKB48のシングル「フライングゲット」の握手会イベントの一環だ。

   すでにAKB48のメンバーとして活躍していた柏木さん、福岡県出身の篠田麻里子さん(35=13年卒業)、大分県出身の指原莉乃さん(28=19年卒業)から「ついに九州に48グループができたんだね」と声をかけられて、一緒に写真も撮ってもらったという。特に柏木さんは鹿児島ローカルの番組で特集されることも多かったといい、「本物」と対面できた感動を、しみじみと話した。

「『あっ、鹿児島の子だよね!』みたいに話しかけてもらって、一生の思い出です。こんな鮮明に覚えてるってすごいですよね。10年前なのに。ほんとに嬉しかったんですよね。懐かしいなー」

   さらに、FMの電波やラジコ(radiko)で放送された後に音声ファイルとして公開される「インターネットラジオ」では、お披露目が苦い思い出だったことも語った。宮脇さんはこの時、寝坊して大幅に遅刻。今でも忘れられない失敗談だ。

「だってマジでやばかったです。なんか、『がっつり』な遅刻。10分とかじゃなくて30分ぐらい遅れたのかな?ちゃんと目覚ましもかけてたのに、誰かにすっごいたたき起こされて、ぱって見たらマネジャ-さんが目の前に立ってるんですよ。女性の方ですよ。『えっ?なんでいるの?』みたいになって『今、何時か分かる?』って言われて、その時、やっぱり(正規メンバーに昇格する前の段階の)研究生だし、まだお披露目もされていない人間なので、すっごい怒られて...」

「支配人さんにも、めちゃめちゃ怒られて、メンバーも、そりゃ怒ってますよね」

   遅刻しなかったメンバーをバスに待たせた状態で、「みんな結構めっちゃキレてて、死にたくなりました...」。ホテルは3人1部屋で、目覚ましをかけて「普通に前日もちゃんと寝た」のに、なぜか3人とも起きられなかった「がっつり、シンプル寝坊」だったといい、後悔は尽きない様子だった。

「その3人で『ごめんなさい』みたいなことを言って、もう地獄みたいなお披露目でした」 「せっかくスタートの日じゃないですか。第1期お披露目で、全握(ミニライブも併せて行われる「全国握手会」)なのに大遅刻して、もう、支配人さんとかにも、めちゃめちゃ怒られて、メンバーも、そりゃ怒ってますよね。メイク時間とかも少なくなるし、リハーサルとかもあるのに時間が遅れるから。今思い出しても吐きそうになっちゃいます。死にたい。『なんでその日?』みたいな。遅刻する私が悪いんですけど」

   この遅刻エピソードは、18年10月24日深夜(25日未明)の放送でも短く触れられている。卒業を控えて、改めて触れることにしたようだ。

「プロだ」「すごいね」の賞賛には「伝統を、ただやってきただけなので」

   HKT48卒業後の活動は現時点では明らかではないが、番組終盤では意気込みを語る場面もあった。2年半にわたるIZ*ONE(アイズワン)の活動でファンから「プロだ」「すごいね」といった声が寄せられることもあったが、これは「48グループのすごさ」によるものだと話した。

「正直、HKTにいて、いろんな先輩方を見て学んだことをやっているだけだったので、私がすごいというよりも、今まで語り継がれてきた48グループのすごさが、本当にすごいんだなと思います。伝統を、ただやってきただけなので...」

   その上で、「次のステージ」でも、HKT48での経験を生かしていきたい考えだ。

「私、今23(歳)なんですけど、人生のほぼ半分アイドルだったってことじゃないですか?すごいなぁって思うんですけれど、本当にこれからも、HKTで学んだことを胸に、次のステージに行けたらな、って思います」

   次回の放送(6月9日深夜、10日未明)では、「AKB48グループ『超選抜』時代の思い出」について語るという。

(J-CASTニュース編集部 工藤博司)

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