2024年 4月 26日 (金)

議論百出の「100日後に食われるブタ」動画 目的は?本当に食べるの?飼い主に聞いた

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「本当に食べるの?」答えは...

   「もっと後で、100日目が近づくにつれて注目度が上がるものと思っていましたが、こんなに早く視聴者やメディアに注目されるとは想定外でした」(S氏)とのことだが、本当に100日後にブタのカルビ君を食べてしまうのか。単刀直入に聞いてみると「そのつもりですが、まだ断定はできないです」と答えた。「これから99日目までのカルビの成長と、視聴者の皆さんがどんな反応を見せるか、それらから私達も何を得るか、じっくり考えた上で本当に食べるのかどうか結論を出すかと思います」。

   その上で「どんな結末になっても、視聴者の皆さんがフードロスを知ってくれたり、動物を飼う・食べるとはどういうことか学んでもらえたら、この企画の意義はあったといえます」という。

   飼い主も動物を飼う経験は初めてだったが、「思った以上に可愛くて人懐っこくて、こんな可愛い動物の命をいただいているんだなと実感するようになりました。豚肉も『カルビと同じ肉なんだな』と思って食べています」とブタを飼ってみた感想を話してくれた。ブタは綺麗好きで知能も高く、人懐っこい。毎日カルビに接して、視聴者と同じ目線でこのブタをどうするか考えるようになったという。

   ちなみに今は子ブタだが、ブタはエサが多ければその分大きく育つものの、家庭で飼育しており給餌量は比較的少ないため、100日目になっても養豚場のブタほどの大きさにはならないと、ブタの販売者から聞いているという。それでも生後175日というのは肉として食べるのにちょうどよい時期になる。

   可愛らしいカルビの命運は、飼い主と運営者の決断そして視聴者の反応次第のようだ。100日目まで動画投稿は毎日続く予定だが「社会にいい影響を与える動画を作り続けたいと思います」と企画を立案したS氏は話す。

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