2024年 4月 27日 (土)

「無理して走る場面ではなかった」 サヨナラムード一変、SB周東「痛恨の盗塁死」に鷹党モヤモヤ

   プロ野球のソフトバンクは2021年6月8日、PayPayドームで広島と対戦し1-1で引き分けた。

   1-1の同点で迎えた9回、流れがソフトバンクに傾きかけた。

   先頭・柳町達(24)が、広島のクローザー栗林良吏(24)からセンター前ヒットを放ち無死1塁。ここでベンチは足のスペシャリスト周東佑京(25)を代走に起用した。無死1塁のチャンスで打順はクリーンナップへ。サヨナラ勝利への期待が一気に高まった。

  • 周東佑京選手(写真:Penta Press/アフロ)
    周東佑京選手(写真:Penta Press/アフロ)
  • 周東佑京選手(写真:Penta Press/アフロ)

広島バッテリーに完全に読まれ...

   打席には3番・栗原陵矢(24)。周東はスタートの構えを見せながらもスタートを切らず。栗原は5球目のフォークをセンターに打ち上げ、1死1塁となり4番・柳田悠岐(32)を打席に迎えた。

   栗林が柳田に投じた2球目に周東がスタートを切ったが、完全に広島バッテリーに見抜かれていた。ボールを外角高めに外し、曾澤捕手が正確に2塁に送球してタッチアウト。リーグ2位の16盗塁を誇る俊足は、広島バッテリーの読みに屈した。

   チャンスから一転、2死走者なしとなったが、ここで柳田が意地を見せた。体勢を崩しながらも栗林のフォークを捕らえ左中間へ運んだ。柳田は果敢に2塁を狙い、クロスプレーとなるも判定はセーフ。この判定を巡り佐々岡監督はリクエスト要求した。

   審判団によるリプレー検証の結果、判定が覆りタッチアウト。ここで試合が終了した。

姉妹サイト

注目情報

PR
追悼
J-CASTニュースをフォローして
最新情報をチェック
電子書籍 フジ三太郎とサトウサンペイ 好評発売中