2024年 4月 24日 (水)

五輪ブーケをボランティアにプレゼント 「日本人への感謝の印」ドイツ選手の粋な振る舞いに感動

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   東京五輪・カヌースラロームの男子カヤックシングル銅メダリストが、感謝の思いから大会ボランティアにビクトリーブーケを贈ったことが、ネット上で「素敵」だと話題になっている。

  • ハネス・アイグナー選手(写真:松尾/アフロスポーツ)
    ハネス・アイグナー選手(写真:松尾/アフロスポーツ)
  • ハネス・アイグナー選手(ツイッターアカウント@kanuslalomより)
    ハネス・アイグナー選手(ツイッターアカウント@kanuslalomより)
  • ハネス・アイグナー選手(ツイッターアカウント@kanuslalomより)
    ハネス・アイグナー選手(ツイッターアカウント@kanuslalomより)
  • ハネス・アイグナー選手(写真:松尾/アフロスポーツ)
  • ハネス・アイグナー選手(ツイッターアカウント@kanuslalomより)
  • ハネス・アイグナー選手(ツイッターアカウント@kanuslalomより)

「感謝の気持ちを伝えたかった」

   注目を集めたのは、2021年7月30日の決勝に出場したドイツ代表のハネス・アイグナー選手(32)だ。

   現地紙Süddeutschen Zeitung(南ドイツ新聞)のウェブ版記事によると、試合直前には筋肉のけいれんに悩まされ、「ゴールできるかさえ分からなかった」ような状況だったというが、見事3位に入賞。

   表彰式を終えたアイグナー選手は記念撮影に応じ、その際、メダリストへの副賞として用意された「ビクトリーブーケ」を大会ボランティアの女性にプレゼントした。

   このシーンは同日、ドイツのカヌースラロームチームもツイッター(@kanuslalom)で写真を公開している。ボランティアとの記念撮影を映した写真の2枚目では、ヒマワリなどの花束を持った女性がアイグナー選手を笑顔で見つめて横に並ぶようすが伺える。投稿文には、

「素晴らしいふるまいだ!
ボランティアに感謝します!そして、彼のブーケをプレゼント」

と書かれている。

   NHKの報道によれば、花束を贈った理由について、アイグナー選手はドイツの公共放送ZDFのインタビューで、

「困難な状況の中でも準備をすべて整えてくれた日本の人たちへの、感謝の印のようなものです」

と答えたという。

   アイグナー選手のふるまいに、ツイッター上では日本のユーザーから、

「本当に素敵です ありがとう」
「素敵な写真を見て心があったまりました」
「めっちゃくちゃ男前だなー」

といった声が上がっている。

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