2024年 4月 19日 (金)

自民党総裁選で問われる「ネット発信力」 SNS一番活用しているのは?注目5議員見比べ

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高市氏、ツイッター乗っ取られて「もういいか」

   岸田氏は、5人の中で唯一LINEの公式アカウントの存在を広くPR。ツイッターとフェイスブックで内容を書き分けてもいる。ユーチューブでは出馬会見を中継したり、「岸田ボックス」と呼ばれる目安箱に寄せられた意見に答える番組を放送したりしている。総裁選でも最大限に活用したい考えのようだ。

   石破氏の情報発信はブログが基本。ブログの更新通知がツイッターやフェイスブックに投稿される仕組みだ。ユーチューブでは、「イシバチャンネル」と題したチャンネルで、司会者からの質問に答える形で、政策に関する見解を披露している。インスタグラムもあるが、3月19日で更新が途絶えている。

   最もSNSの活用が少ないとみられるのが高市氏。フェイスブックはウェブサイトの政策コラム、インスタグラムはウェブサイトの「アルバム」から、それぞれ転載。高市氏は過去にツイッターアカウントを乗っ取られたことがあるといい、9月1日に行ったJ-CASTニュースに取材に対して「もういいか」と、活用を断念したことを明かしている。

「色んなお友達が勝手連で応援してくれているので、今回はそれに甘えようと思います」

とも話しており、応援アカウントの活躍に期待をかけている。

   動画発信についても、「党員の皆さん全てがユーチューブをご覧になるわけでもないし...」と否定的だ。

   ネット上の発信以外に、党員名簿をもとにした「電話作戦」や郵便物を送る作業も欠かせない。これらの作業には人手がかかるため、日頃の資金力や組織力がものを言うことになりそうだ。さらに、テレビをはじめとするメディアの露出も、党員の投票行動に影響することになりそうだ。

(J-CASTニュース編集部 工藤博司)

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