既存のジャンルに当てはまらない
「野田ゲー」シリーズのメインディレクターを担当した、面白法人カヤック・後藤裕之さんを取材した。「スーパー野田ゲーMAKER」は、ゲームをつくる楽しさ、つくったゲームを人に楽しんでもらう喜びを、多くの人々に体験してほしいという思いから制作したと話す。
「野田AI」で生成されるゲームの種類は、アクションゲーム、シューティング、パズルゲーム、リズムゲーム、クイズゲームといったジャンルだけではない。
操作方法やクリア条件、ギミックといった要素を自身で加えることができる。それにより、先述のジャンルから、格闘ゲームやレースゲーム、スポーツゲームやタワーディフェンスなどに生まれ変わるという。
また、格闘ゲーム中にクイズゲームやリズムゲームが始まるような、既存のジャンルに当てはまらない形が生まれるケースもあるとの話。
全年齢を対象としており、小さい子どもや、ゲームを一度も遊んだことがない高齢者でも楽しめるように開発していると、後藤さん。「野田AI」の質問に答えるだけで、誰でもゲームを生み出すことができるのが魅力だと話した。