「蔑むような考えは、持ち合わせていません」
「発達障害の方などを蔑むような考えは、持ち合わせていません。ただ、誤解を与えてしまったことは事実です。もっと言葉遣いや気遣いが必要だったと感じています。時間をかけて慎重でなければいけなかったと思っています。編集会議は何回もありましたので、出版社と私のどちらがどうだ、といったことはありません」
今回の著書については、障害などがある当事者ではなく、様々なタイプの人を雇用する側に読んでもらいたかったとした。
「適材適所でないと、できない業務はやはりできません。当事者の行動で、周りの方がカバーして、疲弊している現状があります。そこで、行動の背景を書き、できないならやってあげようと思うようになるなど、お互いを知ることでコミュニケーションにつなげる狙いがあります」
SNS上では、炎上商法だとして勝手にプロフィールを書き換えたものなどが出回っているといい、こうしたデマや誹謗・中傷については、法的措置を取ることも検討していることを明らかにした。
今のところ予定通り4月24日に著書を発売するとしたが、ここ1、2日中には、三笠書房と連名で何らかのコメントを出版社サイトで出したい考えも示した。
(J-CASTニュース編集部 野口博之)