在日米軍駐留経費「4311億円」を負担
もちろん、レギュラーコメンテーターの玉川徹さんも黙っていられない。「(在日米軍駐留経費を)思いやり予算って当たり前のようにわれわれは呼んでいるじゃないですか」と語り始め、「でも、日米安保条約上、おカネを払う必要はないです、日本は。国会で、なんでそういうおカネを払う必要があるのかと言われたときに、(時の内閣が)苦し紛れで思いやりといったところから付いた名前なんです」と解説。
そして、「本来、払わなくてもいいおカネを、もっとよこせもっと出せと言っているのが、そもそもおかしいんだということを、われわれはちゃんと知っておかなければいけないんです」と、もっとトランプ氏に怒ろうと煽る。
日本は何も払っていないどころか、2024年度は在日米軍駐留経費として4311億円を負担している。トランプ側もそれは百も承知で、関税引き下げのバーターでこちらの増額を狙っているように見える。
(シニアエディター 関口一喜)