危ない会社の見分け方がある
では、自分の会社は大丈夫か。取引先の経営は傾いていないか。危ない会社の見分け方を帝国データバンク情報部が以前まとめている。「取締役や経理部長ら幹部が突然退社」「見知らぬ人物が出入りする」「社名が頻繁に変わる」「社長の不在が増えた」などがあったら要注意だという。
また、倒産や破産を数多く担当してきた金融調査マンは、「社内の雰囲気が暗い」「社員の服装が乱れ言葉使いが乱暴」「事業部を越えた幹部の異動が目立つ」「広告が過大」「ホームページの更新がされない」などは危険なサインだと指摘する。
帝国データバンクは2025年4月17日、対日トランプ関税が24%となった場合、倒産件数は2024年度の1万70件より339件増加、10%が維持される場合でも254件増えるとする予想を発表した。
(シニアエディター 関口一喜)