「真摯に受け止めたい」繰り返し
会見では、消費者庁のメールでの指摘に知事がどのような認識であるのか、記者からの質問が集中した。質問に対し、斎藤知事は「一般的な法解釈のアドバイスということで、メールをいただいたと受け止めている。真摯に受け止めたい」と述べ、これまでの発言の修正はなかった。加えて、知事の対応を批判した第三者委の報告書についても「真摯に受け止めたい」との従来の発言を繰り返した。
また、「現時点で、3号通報(外部通報)が来た場合、どう対応するのか」と記者に問われると、斎藤知事は「ご指摘いただいたのは大事な話だが、仮定の話になるので」と回答を避けた。そして、「法の趣旨に沿って、適切に対応する」と述べた。
記者から「消費者庁の見解に沿って対応することなのか」と改めて問われると、「法の趣旨にのっとって、対応する」と同様の言葉を繰り返すやりとりが続いた。