米ボクシング専門メディア「ザ・リング」(ウェブ版)が2025年5月8日、IBF世界スーパーバンタム級1位サム・グッドマン(オーストラリア、26)のインタビュー記事を公開した。
井上戦を2度キャンセルで白紙に
グッドマンは、24年12月24日にIBFの指名挑戦者として井上に挑戦する予定だったが、試合直前の練習中に左目上をカットし、試合は1か月後の1月24日に延期となった。
ところが、年が明けた25年1月11日に再び練習中に左目上を負傷し、グッドマン陣営は井上への挑戦を辞退。これにより、WBO世界スーパーバンタム級11位のキム・イェジョン(韓国、32)が代役に抜擢され、井上に挑戦した。
練習中のアクシデントとはいえ、2度も井上との試合をキャンセルしたグッドマン。井上戦への意欲は衰えていないようで、5日に行われた井上の防衛戦もチェックしたという。
試合は、米ラスベガスで行われ、WBA世界スーパーバンタム級1位のラモン・カルデナス(米国、29)を相手に8回TKO勝利を飾った。2回に左フックでダウンを喫したものの、その後、冷静に試合を運び、ランキング1位を圧倒した。
グッドマンは、「ザ・リング」のインタビューに対して、井上戦の感想を次のように語ったという。