AKB48、劇場最多出演「シアターの女神」村山彩希 卒コン後に記者団に明かしたその矜持

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「誰にも知られずに努力している自分かっこいい」が自信に

   終演後の取材でも、劇場公演への思いは語られた。グループ活動で「辛かった思い出」を聞かれた村山さんは、「やはり『劇場に立つメンバーが非選抜である』みたいな常識が、すごく悔しかった」。次のように、劇場公演への注目度が上がる必要性にも言及した。

「選抜も、もちろんキラキラしているけど、劇場も同じくらいキラキラさせたい、という風に思えたのは、ちぃちゃん(中田さん)のおかげだったので、そういう意味では、注目を浴びていないAKBの劇場って悔しい、というのがあった」

   出演1000回超の記録が「誰でもできることじゃないんですよね?」という問いには

「メンバーの中でも得意不得意とか、振り(振りつけ)覚えが早い遅いあるので、一概には言えない」

としながら、

「劇場の魅力を教えてくれたメンバーがいたというのが基本、大きくて、そこから『誰にも知られずに努力している自分かっこいい』と自分で思えるのが自信につながって、ステージに立つのがうれしくなった」

と振り返った。

   村山さんは自身の28回目の誕生日にあたる6月15日にAKB48劇場で卒業公演を開き、正式にグループを離れる。卒業後も芸能活動を続ける意向だ。

(J-CASTニュース編集委員 兼 副編集長 工藤博司)

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