英語学習はスポーツに似ている?適度な疲労感がたまらない
昔なら、ネイティブスピーカーの先生に添削してもらわなければいけなかった外国語の作文なども、かなりの精度で翻訳サービスが正しい表現を教えてくれる。
これは外国語の読書にも使える。読んでいて意味がわからない難解な文章も、翻訳サービスが解決してくれる。昔なら辞書と格闘しているところだが、「今は昔」、時代は変わった。
さらに筆者は、英国に住む英国人と毎週金曜日の夜、オンラインで飲み会を開いている。自宅にいながら、ビール片手に英国人と雑談を楽しんでいる。英国は午前中なので、先方はアルコールなしだが、海外とオンラインの飲み会が可能な時代だ。
外国語を読んだり、書いたり、話したりすることは、スポーツに似た感覚があると筆者は感じている。なかなかうまく上達しないが、脳が活性化し、適度な疲労感が心地よい。
いずれにせよ、時間のあるシニアこそ外国語を学習するメリットは大きいだろう。各人ができる方法を選び、実践されてはどうか。
(ジャーナリスト 岩城諒 )