巨人「トレード補強」はまだ続く?球団OBがプッシュする元ドラ1「大型内野手」...「取れたらとんでもない戦力」

「90%ないとは思いますけど...」

   高橋氏は安田のトレードに関して、「90%ないとは思いますけど」と前置きした上で、次のように持論を展開した。

   「去年ケガで苦しんで、今年の4月はほとんど(試合に)出ていない。ちょっと可能性があるのかなと思った。でも最近、スタメンで出場して打率もいい。長打も打てるし、サード、ファーストも守れる。それを考えたらジャイアンツにすごくマッチする。左バッターなので岡本選手の代わりというわけではないが、トレードで取れたらとんでもない戦力になる選手」

   そして、トレードで獲得したリチャードと安田を重ね合わせ、こう続けた。

   「リチャード選手と一緒で、取ってすぐにスタメンで使えるような選手。今、ロッテがスタメンで使い始めているので、状態が上がり始めているはず。ギックリ腰というのは、1か月もすれば治ってしまう感じだと思う。だから、腰自体のケガは問題ないと思う。(体に)よほどの爆弾がないかぎりは問題ないと思う。そういう面では十分マリーンズで活躍できると思うし、もしも(巨人が)取れたならば、サード、ファーストでしっかりスタメンで活躍できる選手」

   岡本が抜けた影響は大きく、離脱後のチームは4勝8敗と大きく負け越している。20日の阪神戦に負け越したことで、勝率5割でリーグ4位だ。

   高橋氏は「今、急務なのはサードとファーストを守れる選手」と指摘し、「とくにサードを守れる選手ではないかと思う。(岡本の)右と左は違うと思うが、(投手の)右、左関係なく打ってくれればいい。ジャイアンツにマッチすると思う」と分析した。

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