亀田和毅と対戦の王者レオ、日本で戦う「意義」語る 地元の方が大金稼げるが...名前売って井上尚弥戦の実現目指す

「日本に行くことで、俺の名前は井上の名前と結びつく」

    「日本に行くことで、俺の名前は井上の名前と結びつく。俺はそれに大賛成だ。パウンド・フォー・パウンド(階級の垣根を超えた最強ランキング)で、井上は世界最高のファイターだし、俺は最高になるためにこのスポーツをやっている」

    同メディアは「日本で知名度のある亀田を破ることで、アンジェロ・レオは井上に関する話題をさらに盛り上げたいと期待している」とした。

    レオは20年8月に、1階級下のWBO世界スーパーバンタム級王座を獲得。21年1月の初防衛戦でスティーブン・フルトン(米国、30)と対戦し、0-3の判定負けでベルトを失った。フルトンは23年7月に井上と対戦して8回TKO負けを喫した。

    王座陥落後、階級をひとつ上げフェザー級に転向した。24年8月にIBF世界フェザー級王座を獲得し、今回が初防衛戦となる。レオがこのまま王座を保持していれば、井上がフェザー級に転向した際の対戦候補となる。

    一方の亀田は、19年7月以来の世界タイトル戦となる。フェザー級王座を獲得すれば、バンタム級、スーパーバンタム級に続いて世界3階級制覇となる。亀田は、レオ同様に井上戦を熱望している。

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