大阪・関西万博のバルトパビリオンの入り口に飾られていた万博公式キャラクター「ミャクミャク」のぬいぐるみが盗まれるも、多くの来場客らから寄付が寄せられた。
バルトパビリオンの公式Xは2025年5月28日、全国から寄せられたミャクミャクの今後について明かした。
「突然消えてしまいました」も寄付続々で「140体超え」
バルトパビリオンは、バルト地域のラトビアとリトアニアの2国による共同パビリオンだ。「森と湖の国」として知られるバルト地域の自然や文化を伝えている。
駐日リトアニア大使のオーレリウス・ジーカス氏は16日、防犯カメラの動画を添え「とても寂しいことに、大阪万博のバルト館で一生懸命に仕事をしていたミャクミャクは突然消えてしまいました #防犯カメラありがとう」とXに投稿した。
動画には、2人組の客が周囲をうかがいながら、パビリオンの入り口に置かれていた「ミャクミャク」のぬいぐるみをカバンに入れ、持ち去る様子が映っていた。
盗難劇の反面、ミャクミャクの仲間は増え続けた。盗難が拡散された17日以降、万博を訪れた人が、バルとパビリオンへのミャクミャクの寄付を行っているというのだ。