沖縄で救急搬送事例が相次いだ
国際的な問題となっている危険ドラッグ「ゾンビ・タバコ」がこれほど急速に流通した背景には、電子タバコで容易に吸入できるという手軽さがある。
さらに、このエトミデートを吸入すると多幸感を覚えてハイになる傾向があるため、「笑気麻酔(本来の笑気麻酔とは異なる)」として流通させることで、犯罪に対する意識を薄れさせているのも大きな要因だろう。
日本でも2025年2月以降、沖縄でエトミデートなどを使用したとみられる救急搬送事例が相次いだ。また、県警が押収した危険ドラッグを鑑定したところ、その中からエトミデートが検出された。
捜査の結果、このゾンビ・タバコはSNSを中心に販売されており、10代~20代の若年層に広がっている可能性があるという。