ヤクルト村上宗隆は大リーグで通用するのか 識者は「筒香嘉智とかぶる」懸念を指摘、その共通点は

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「プロの目として、やっぱりちょっと現状は厳しい」

   さらに、村上が大リーグで本塁打を求められた場合の懸念点を指摘した。

「村上はバットが軽すぎてそうなっているのか分からないが、体を含めた上でしなりを感じない。(ヤクルトの)山田(哲人)は、しなりを感じる。向こうでホームランを数多く打たなければならないとなると、反対方向にもホームランを打たなくてはならない。そうなると、反対方向(に打つ)には、しなりが必要。それを考えたときに、ちょっとクエスチョン。数字を残せないわけではないが」

   愛甲氏は、5年前に大リーグに挑戦し、現在DeNAでプレーする筒香嘉智選手(33)の名を挙げ、村上と重ね合わせた。

「(村上が)筒香とかぶる。筒香も日本で40何本もホームランを打って、ホームラン王になったりとか、一時期すごかった。それでメジャーに行ったときにすごい苦労をした。飛ばそう、飛ばそうとして試行錯誤していったらバッティングが狂った。村上に関しては、それが懸念材料。絶対DH(指名打者)だという確定があればいいが、守らなければいけない。想像以上だと思う」

   筒香は、村上と同じく左の長距離砲で、19年オフにポスティングシステムを利用してDeNAからタンパベイ・レイズに移籍した。DeNA時代の16年には44本塁打を記録し、本塁打王に輝いたが、大リーグでは結果を残せず、24年4月に古巣DeNAに復帰した。

   愛甲氏は最後に「もし、(大リーグに)行ったとしたら絶対的に活躍してほしいと思う」と期待を寄せる一方で、「ただ、プロの目として、どう感じるのかといったら、やっぱりちょっと現状は厳しい」とした。

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