「顔見知りの常連さんの仲良い人たちの中に、犯人がいる」
場所は「常連さんでいっぱいで、もうみんな顔見知りで」という行きつけの店でのできごとだった。
厨房を借り、店で料理を振る舞うこともあるという宮迫さん。
その日は「オムライスが食べたい」とのリクエストを受け、「じゃあみんなにオムライス作ってあげるわっていうことで、食材を買いに行って。で、その時にカウンターの端に時計をポンと置いてしまったんですね」。
先に店を出た宮迫さんが「しばらく歩いて、あ、時計忘れたと思って、取りに帰った」ところ、時計が消えていたという。
「その間も誰の出入りもないです。戻ったらなかったんです」と説明し、「ということは、1番悲しいのが顔見知りの常連さんの仲良い人たちの中に、犯人がいるという1番悲しい状態になってしまったんですね」と肩を落とした。
「持ち物検査みたいなことを、『申し訳ないけど、持ち物見せてくれ』ってことをやればよかったんですけど、なんかそこは言い出せずで......」と、複雑な胸中を明かした宮迫さん。