車高を変えるスポーツパーツを売っている車種も
ローダウンの方法にはいろいろあるが、代表的なのはローダウンスプリングか車高調（車高調整式サスペンション）の装着だろう。
ローダウンスプリングは基本的にダンパー（ショックアブソーバー）はそのままで、コイルスプリングを純正部品（標準仕様）よりも短いスプリングに変更することだ。
コイルスプリングが短くなった分、最低地上高は下がるが、乗り心地はもちろん、ハンドリングも標準仕様とは異なることになる。そこでダンパーとスプリングのマッチングが大切だ。短くなったコイルスプリングに合わせ、ダンパーを交換する場合もある。
自動車メーカーによっては、スポーツパーツとして、標準よりも車高が下がるコイルスプリングを販売していることもある。
例えばSUBARU（スバル）の子会社、スバルテクニカインターナショナル（STI）は、WRX STIの車高が約10ミリ下がるコイルスプリングをスポーツパーツとして販売している。