「お前に負けたら引退してやるよ」
最初に仕掛けたのはSATORUだ。
飯田の額に自身の額を突きつけて挑発した。これに対して飯田は「触るな」と激怒。SATORUは「触ってねえよ」と挑発的な口調で応戦した。
そして、再び、SATORUが額を飯田の額にぶつけると、飯田の怒りが爆発。SATORUの顔面目掛けてワンツーを放った。
エキサイトする両者は、スタッフに取り押さえられ引き離されたが、SATORUが「効かねーよ。お前、1発で仕留めるって言ったよな。効かねーな、ガキが」と大声で挑発。
さらに、「分かってるんだよ、てめーがへぼだってことはよ。大阪で全国に教えてやるからな。てめーがカスだってことをよ。お前気に食わないから、俺と引退をかけてやろうぜ。お前の顔なんてもう、見たくないからよ」と食って掛かろうとした。
SATORUの異様なまでの怒りに危機を感じ取ったCOOの溝口勇児氏(40)が、「いいよSATORU、もう」と両者の間に割って入った。
SATORUの挑発に対して、飯田は「お前に負けたら引退してやるよ」と言い放ち、「引退マッチ」が決まった。
飯田は記者会見終了後も怒りが収まらず、スタッフにSATORUを呼び出すよう要求。試合を約1か月後に控え、新たな因縁が勃発した。