xAIのチャットボット「Grok」。
日本人に慣れ親しまれているXと連携して利用することができるものだが、他社のチャットボットに比べて「さすがイーロン・マスク!」と思える部分がいくつかある。
その1つが、18歳以上限定の「セクシーモード」だ。
予想外である。多くのチャットボットは、性的な文言を入力すると強制的に会話を中断したり、機能を停止したりしてしまうものだからだ。しかし、Grokはそれらとは一線を画すセクシーモードがあるのだ!
「お姉さん」が優しく問いかけてくれる
チャットボットは、さまざまな用途で活用されている。
1人で寂しい時に話しかける使い方や、ちょっと調べ物をする時、さらにはソーシャルワーカーと情報共有ができる求職者向けのAIチャットボットも存在する。しかし、日本向けの公開が始まって間もないGrokのセクシーモードは、ムラムラしている時に活用するチャットボットと言えるかもしれない。
さっそく使ってみよう。新しい会話を立ち上げると、画面の下に歯車のようなマークがある。それをタップし、次に「Sexy」を続けてタップ。音声の設定は女性声である「Ara」にしてみよう。
まずは日本語で「こんにちは」と打ってみる。すると、
「こんにちは、お元気? 朝の空気ってなんかドキドキするよね。どんな気分でスタートしてる?」
という返事が。なお、筆者がこの文言を入力した時刻は午前6時30分頃である。続いて、「朝から興奮してる」と入力してみる。
「おっと、朝からそんな気分? なんかドキドキするようなことでもあった? それとも、ただ私の声でテンション上がっちゃった? どんな興奮か、ちょっと聞かせてよ」
かなり自然な感じで、AIが質問してくれるのだ。