橋下氏「これまでやってきた調査方法を漫然と続けてきただけ」
一方で、データ分析の方針転換を支持する声もある。元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏は、作況指数について「データ分析なく戦争に突入して、完敗したことが何も活かされていない。いまだに記録を廃棄したり、ないと言い張ったりしてるし」と反応。
「現在の作況指数は、いい加減なデータなのに、『米は足りている!』と言い張る国会議員が多数。作況指数のサンプリングは母集団の代表性に関して無茶苦茶やし(新潟を低く扱い、北海道を高く扱っている)各品種の質も考慮されていない。これまでやってきた調査方法を漫然と続けてきただけ。日本の政治行政の象徴やな」と切り捨てた。
13日にも、小泉氏がコメに関する統計を見直す意向を示した際にも、「作況指数は統計学的に無茶苦茶。サンプリングの採り方も、質の不考慮も。これだと米が足りてるかどうか全く分からない」と統計見直しを前向きに受け止めていた。